2010年3月16日火曜日

企業年金の国内株離れ、国債買いの背後にIFRS

先日、国際会計基準(IFRS) ~今日の日経新聞より(2010/3/12)~でも紹介したように国際会計基準(IFRS)の影響が企業年金の運営にも出てきている模様。

企業年金の国内株離れ、国債買いの背後にIFRS

IFRSは、年金積立金を負債計上する上、運用で発生した評価損失は、原則、即時償却することを企業に義務付けていることから値動きの大きい株式から債券へ資金が流れているとのこと。この影響で株式市場の不振につながり、さらなる株式離れを引き起こすという悪循環に陥ると報じている。

IFRSのルールでは株式離れが起きるのは当然であり、株式市場の不振は経済全体に悪影響をあたえることから、どうにかしなければならない課題であるが、運用ベタによる年金の目減りが防げるため、一企業人の私には全くメリットがないわけではない。

ということもあるのでIFRSについては今後も注目していこうと思う。

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